あおにゅーす〜役立つ情報を発信〜

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今年の長男の夏休みの自由研究!

 こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです。

 普段は、精神科、心療内科のクリニックで相談員をしています。

 

 今年小学校1年生になった長男の自由研究を何にしようかなぁと2週間くらい前に考えていました。絵を描く・・・違うな、写真を撮る・・・難しいか・・・となった結果。。。

 

 私は、コロナ禍である今では思うように外出できないから、教室に行って、本格的にはできないものの、楽しみながらやってもらえるのではないかと考え、

 

 オーブン陶土を使って、お皿を作ることにしました!

 

 これにしたのには理由があり、制作することで頭を使い、何を作るか自分で計画を立て、手を使って作成することで刺激があって、とても良いと思ったのです!

 

 結果、子どもは、とても喜びながら、お皿を独自の形で作っていました!

 

 本当は、出来上がった作品を載せたいのですが、長男が恥ずかしいから嫌〜ってことで、載せられませんでした。

 

 今回使ったものは以下のようなものです。

 

 

 

 色をつけるのは、アクリル絵の具で、こちらですね!

 

 

 これだけ揃うと、何度か挑戦できると思いますので、楽しみながら作成できると思います。

 陶土は、作ってから5日ほど乾燥させて、オーブンで焼いて、その後着色、コート剤を塗って、再度オーブンで焼くという流れで、1週間ほどあれば出来上がってしまいます!

 

楽しみながらできるのがとてもおすすめです!夏休みも終わりですが、おうち時間としても活用してもらって、やってみてはいかがでしょうか?

自律神経の乱れについて

こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!

普段は、精神科、心療内科のクリニックで相談員をしています!

 

 今回は、「自律神経」についての話になります。

 よく「自律神経が乱れている」とか、「自律神経失調症」などといった感じで耳にすることがあるのではないでしょうか。

 

 そもそも、自律神経とは、簡単にいうと、身体のバランスを保ってくれている神経となります。

 ということは、これが乱れると、精神面はもちろん、身体的にも何かしらの症状が出やすいと考えられます。

 

 では、症状が出た場合、どんな症状が出やすいかいくつか挙げていきます。

 

●精神面

 気分の落ち込み、不安感、気分的な不安定さ、不眠症状、イライラ、ネガティブな思考になりやすいなど。

 

●身体面

 頭痛、吐き気、めまい、発熱、耳鳴り、動悸、血圧の変動など。

 

 これらは、出やすい症状の一部ではありますが、身体のバランスが崩れることで、このような症状が出てくる可能性が考えられます。

 

 では、どのような状況によって、自律神経は乱れやすいのでしょうか。

 それは、人それぞれ違ってきますが、季節の変化や気温の変化、気候の変化、家庭や仕事でのストレスによるもの、環境の変化、ストレスになる出来事があった、などいろいろなことが考えられます。

 

 日常的に、治療が必要なレベルでなくても、自律神経の乱れによって、何かしらの症状が出ることもあると思うので、大きな病気と考えずに、状況に合わせて行動してもらえればいいのかなと思います。

 

 特に、今のコロナ禍の中では、ストレスを感じることはいろいろな場面に存在していると思いますし、自由が利かない部分が多かったり、お子さんがいる家庭ではどのような生活にしていけば子どもさんを楽しませられるか困ることも多く、とても苦労することが多い状況であると思います。

 

 このコロナの状況に関しては、私たち全員がいろいろなことに注意して、行動していき、早く終息するすることしかできることがないかもしれません。だからこそ、一人一人が自分自身の行動や活動が、今のコロナ禍の中で間違ったことではないか考えていきましょう。

 

 その中でも、いろいろなストレスや精神的な負担になることは存在すると思うので、うまく気分転換したり、ストレスを避けながら、生活できるといいと思います。

 

 その生活の中で、あまりにも調子が悪く、自分の力だけでは改善できそうにない時には、早めに精神科、心療内科へ受診しましょう。服薬による治療になることが多いと思いますが、改善すれば、薬も不要になるので、まずは調子を改善することを優先できるといいですね!

 

 今回は、自律神経の乱れについての投稿でした。

 今の時期やコロナ禍での情報も投稿していきますので、参考にしてもらえたらと思います。

 

 投稿へのリクエストがあれば、コメントにお願いします!

現在開催中のAmazonタイムセールでの健康に関するおすすめ

 こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです。

 普段は精神科、心療内科のクリニックで医療相談員をしています。

 

  現在、Amazonで開催中のタイムセール祭りの中で、健康や気分的な安定につながるような物のおすすめを紹介していきたいと思います。

 

1.ソルティライチ

 何年か前から発売されているものになりますが、ライチの美味しさで飲めますが、塩分と水分の補給ができる夏にはぴったりだと思います。箱買いで、この値段は安いと思います。

 

 

 

2.キレートレモンクエン酸2700

 キレートレモンのクエン酸の多く含まれているもので、疲労感の軽減をしてくれるものになります。この夏で、気温や気候の変化も大きく疲れやすい日々が続いていると思うので、活用してみてもいいと思います。

 

 

 

3.アタックZERO

 コロナ禍の今、服に付着しているウイルスや菌などもとても気になる時期になっています。抗菌の機能がついているものを使っていくのもいいと思います。値段も安くなっていますし。

 

 

 

4.エリエール ウェットティッシュ除菌 ウイルス除去用

 少し外に出た時、仕事の時など、なかなか手を洗えない時に、一つ持っていると便利だと思います。コロナ禍もまだまだ続くと思われますので、活用して予防していきましょう!

 

 

 

5.ミューズ ノータッチ 泡ハンドソープ & 詰め替え

 やはりコロナ禍で手洗いは重視されていると思うので、ノータッチで泡のハンドソープで綺麗に洗えるのはとても安心だと思います。それも、ミューズなので、しっかりとした手洗いに繋げてくれると思います。紹介はセットになっているので、今が買いです!

 

 

 

 健康のためには、予防も必要なので、活用してもらいながら、コロナ禍を乗り切り、基本の衛生面も整えられたらと思います。ぜひ参考にしてもらい、購入して見てください!

先日のDaiGo氏の発言に対しての反応

こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!

普段は、精神科、心療内科のクリニックで相談員をしています。

 

 先日のDaiGo氏の差別報道で世間的にも反応しており、テレビでもニュースに取り上げられているのを見ました。

 テレビのニュースだけでなく、ツイッターなどSNSでいろいろと問題視されているところを多く目にしました。

 

 DaiGo氏の発言に関しては、もちろん良いものではないと思いますし、個人的には擁護する側ではないかなと感じています。

 

 ただ、今回このテーマで投稿するのは、

 「DaiGoはたぶん発達障害かサイコパスだよ」という発言をいくつか見かけた

 これがきっかけです。

 

 実際、会ったわけでなく、知人でもない人が、そのような発言をするのは、人としてのモラルに欠けるのかなと感じました。さらに、サイコパスだとしたら謝罪に繋がらないのでしょうし、発達障害だからあのような発言をするということもないと思います。

 

 この仕事をするものとして、発達障害じゃないかというのを疑い、それがきっかけであのような発言ではないかと仮定をみんなで発言してしまうと、発達障害の人はみんなそうだと、必要ない偏見が加わります。

 

 そうすると、実際に発達障害である人からすると、「自分は発達障害があるんです」と公表することが難しくなり、辛いことや苦手なことをそのまま続けなければならず、ストレスにさらされることも考えられます。

 

 発達障害がある人が生きやすい世の中であるためにも、仮説的に考えるのは個人の自由ではありますが、それを持って個人攻撃をするのは、他の人にも影響するので、避けていただきたいなと感じました。

 

 ご覧いただけた方、これから、そういうこともあるんだなと思いながらSNSで関わりをしてもらえたら嬉しいなと個人的には思っております。

 

 

 ご覧いただき、ありがとうございました。

 今後も、閲覧、応援よろしくお願い致します。

不眠に対して対策できること

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 こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!

 普段は、精神科、心療内科のクリニックで相談員をしています!!

 

 前回は、服薬治療にて不眠の改善を紹介しました。

 

 今回は眠りやすくするための服薬以外の方法を紹介したいと思います!

 

 睡眠に関しては、ベッドやマットレス、枕など寝具も大きく影響します。

 そのため、自分の身体に合っていない寝具を使っていると、眠りが浅かったり、疲れが取れなかったりすると思います。まずは、自分が使っている寝具があっているか、そこを確かめて、自分に合った寝具を用意するのも良いでしょう。ただ、ここには結構お金もかかってしまうので、もう少し手軽に試せるものを紹介したいと思います。

 

 

 まずは紅茶です。

 紅茶は種類によっては、眠りに入るのに良い流れを作ってくれる作用があります。

 カモミールやラベンダーなどがよくそのように言われますね!

 私も茶葉で買って、眠る前のひとときとしてリラックスタイムを作っていたこともあります。

 私のおすすめは味や手軽さも含めてこの辺りです。

 

 

 

 この辺りは、ティーポットを使わずに飲めるので、手間も少ないですし、味もとてもよく、寝る前に飲むにも香りがとても穏やかな気持ちにしてくれます。

 

 

 空間としておすすめなのは、部屋の電気です!

 寒色となる白い光の電気は、脳を活性させてしまうので、脳が休まらないので夕方以降は避けましょう。

 暖色となる電球色の光は、茶色いような光で目が休まるので、脳が休む流れになり、眠り着く方向になりやすくなります。

 

 最近は、LED電球の物で、調光調色ができるものも出ているので、電気の器具を交換するのもいいかもしれませんね!

 電気を変えるというと高いんじゃないのかなと思うかもしれませんが、安価なものもあるので、いくつか載せるので、参考にしてもらえるといいなと思います。今回は6畳をメインに紹介しておきます。

 

 

 それぞれ、値段も違うので、納得いくものに付け替えてみることをお勧めします!

 

今回は、服薬以外での睡眠の改善を少し紹介しました。

少し参考にしてもらい、睡眠や疲労回復に繋げてもらえたらと思います!!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

不眠症状の治療とは・・・

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 こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!

 普段は、精神科、心療内科のクリニックで医療相談員をしています!!

 

 今回は、先日不眠症状についての投稿をしましたので、

 その不眠症状の治療はどのようなものがあるか

 というところについてです。

 

 先日の投稿で取り上げた部分の中から、3つを取り上げることとし、

 ①寝つきが悪い

 ②途中で目が覚めてしまう

 ③朝早く目が覚めてしまう

 これらの点について、対処方法を紹介します。

 

 前回も取り上げたように「不眠」といっても、それぞれ症状が違うので、対応方法もそれぞれ変わってくるのです。

 では、順番に紹介していきます。

 

 ①寝つきが悪い

 この場合には、度合いにもよって処方薬も変わってきます。軽度の症状や薬が効きやすい体質、状況に左右されそうな場合などは、安定剤(抗不安薬)でリラックスさせることで、寝つきを良くさせることがあります。それよりも、症状が強い場合やそれだけでは対応が足りない場合は、弱めの睡眠薬を使っていくことが考えられ、短時間型のもので、寝つき、眠りの質の改善をかけると思われます。

 

 ②途中で目が覚めてしまう

 この場合には、主に睡眠薬が使われることが多く、睡眠薬の服用にて、睡眠が浅くならないように働きかけ、途中で目が覚めていくことを減少させて、しっかり眠れない状態を改善していきます。ここでも、合計では何時間眠れているか、どれくらい途中で起きてしまうか、その後眠れるか、などといった点に合わせて、睡眠薬も短時間のものか、中間型なのか、長時間型なのか、選択が変わってくると思います。

 

 ③朝早く目が覚めてしまう

 この点に関しては、②と同様に睡眠薬が使われ、中間型か、長時間型の睡眠薬を使っていくことが多いように思います。睡眠薬で安定して眠れるようにしていくことで、元々の睡眠状況となるように眠りの質の改善をしていくと思われます。

 

 ②、③に共通するのは、高齢者の場合では、ふらつきの出やすい睡眠薬に関しては、避けて処方されることが多いように思います。それは、夜間に動いてしまったときに、ふらつくことで、転倒して骨折してしまうことを避けるために、この処方に関しては、慎重に行なうことがあると考えられます。

 

 ということで、ここまで睡眠に関する治療について紹介してきました。別投稿にて、それぞれの症状やその対応方法などを紹介できればと思います。

 

 また、今回の投稿では、服薬に関する睡眠の改善を紹介してきましたが、服薬ではない方法での改善、または改善の助長する方法を紹介できればと考えています。

 

 ご覧いただきありがとうございました。読んでくださった方に、少しでもお役に立てるといいなと思っています。

精神面からくる身体症状の治療って?

こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!

普段は、精神科・心療内科のクリニックで相談員をしています!

 

 

 今回は、先日ご紹介した、精神面からくる身体症状、その治療について部分的に紹介したいと思います。

 

 いろいろな身体症状が出ると思われますので、全てではないですが、意外とというものをいくつか取り上げたいと思います。

 

 まずは、喉の違和感です。

 喉の違和感や異物感のような状態は、ストレスから来ることも多く、そのストレスを避けていくことで、ある程度改善がみられる可能性があります。

ただ、ストレスの要因となるものを完全に避けることは、大変難しいと思いますので、基本的には服薬治療にてセロトニンに働きかける薬などにより、ストレスを受ける状態でも、リラックスした状態が作れるようにすることで、改善ができると考えられます。

 

 胃痛も出やすいですね。

 胃痛に関しても、ストレスが大きい状態であると、胃に負担がかかり過ぎて、胃酸が出過ぎていたり、それに胃の中が守りきれず、痛みにつながっている場合があります。ストレスに対して、治療を行っていくことで、さらにはあまりにも悪化しているときには、胃に対しての治療も同時に行なうことで、悪化を防ぎ、改善に向けられると思います。

 

 腹痛、下痢、便秘もあります。

 お腹の調子に関しては、その治療を行なうことで、改善するのではないかと感じるかもしれません。

 もちろん、お腹の調子を治すように治療する方法もあると思いますが、脳内のセロトニンの関係で下痢や便秘が起きているのであれば、抗うつ薬などで、セロトニンの調整をしてあげれば、改善してくることが考えられます。

 

 

 今回は、3項目の紹介しましたが、それぞれの身体症状が精神面から来ているのであれば、精神面の治療で、改善してくることも見込めると思います。

 精神科・心療内科に受診して、精神的なお薬はくれたけど、身体の症状のお薬はもらってない・・・という方もいると思いますが、身体面も含めて両方の治療に必要なお薬が出ている場合がありますので、主治医の先生にも聞きながら、総合的な治療を進めていけると良いでしょう。

 

今回も、ご覧頂きありがとうございました。

少しでも見てくださった方のお役に立てるといいなと思っております。

精神疾患、身体症状でるの??

 こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!

 普段は精神科・心療内科のクリニックで相談員をしています!!

 

 今回は、

 精神疾患になって、身体症状は出るの?

 という点について紹介していきます。

 

 

 結論からいうと、出ます!

 

 精神疾患は、身体への影響もいろいろな面に出てくるので、精神面が不調になると、何かしらの身体症状が出る方が多くいらっしゃいます。大きなストレスが何か気づけていなくても、身体症状が先に感じている場合もあると思います。

 

 では、身体症状とはどういったものが出るでしょうか。

 

 ストレスが大きいことにより、例えば、頭痛、胃痛、腹痛、喉の違和感、吐き気、便秘、下痢、手や指の震え、めまい、などといったいろいろな症状が出ることが考えられます。

 

 精神疾患やストレスが大きくかかっている状況であっても、身体症状が全く出ない人もいますが、反対に身体症状が主体となるほど症状が強く出る方もいると思います。

 

 身体症状に関しては、体に何か病気がある場合では精神科・心療内科での治療では治すことは難しいので、おかしいなと思ったら、一度は内科への受診をして、異常がないことを確認しましょう。

 

 異常がない場合であれば、精神的なものからきているという可能性が高くなるため、精神科・心療内科での治療にて、改善することが見込めると思います。

 

 気分的な症状に注目しがちですが、身体に出ている症状も重要なものになりますので、受診している方であれば、主治医の先生に伝えながら、しっかりと治療していけるといいのかなと思います。

 

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 今後のために少しでもお役に立てるといいなと思います!

不眠症状にもいろいろある・・・

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 こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!

 普段は、精神科・心療内科のクリニックで相談員をしています。

 

 適応障害の投稿でもありましたが、今回は

 不眠症状とはどんな症状があるか

 について触れていきたいと思います。

 

 不眠症状というと、単純に眠れないのだな、眠れない症状だなと考えると思います。

 

 それに関しては、大きく間違っていないと思います。

 

 ただし、眠れないというものが、どう眠れないかということが大切であると私は思います。

 

 「眠れない」にもいろいろ種類があるからです。

 例えば、寝つきが悪くてなかなか眠れない、眠れはするが途中で何度も起きてしまう、朝早く起きてしまう、睡眠時間が短くなってしまっている、睡眠時間は取れているが睡眠が浅くて寝た気がしない、などのいろいろな「眠れない」があると思います。

 

 それは、それぞれの「眠れない」があって、「眠れない」ことによって、気分的な不安定さに繋がったり、身体的な不調に繋がったりすることが考えられます。

 

 反対に、不安や悩み事によって、「眠れない」という症状になることもあります。

 

 それぞれの「眠れない」に合わせて、治療していくことは可能であると思います。主には、服薬による治療になると思いますが、安心を得られるようにして眠れるようにしたり、しっかりとした睡眠が取れるように調整していくなど、いろいろな治療方法があります。用量調整もしながら、合う用量にしていくと思いますので、大きな副作用が出ないように処方がされると思われます。

 

 読んでくださっている方の中で、こういった「眠れない」って受診していいのかなと思った方、もし少しでも当てはまって困っている場合、行ってみたいなと思う精神科・心療内科への受診をしてみてもいいのかなと思います。

 

 今回もご覧いただき、ありがとうございます!

適応障害とは・・・

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 こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!

 普段は、精神科・心療内科のクリニックで相談員をしています。

 

 今回は、テレビに出ている方でも話題になったりもする、「適応障害」について紹介していきたいと思います。

 

 適応障害」ってどんなもの?

 「適応障害」とは、仕事や家庭などいろいろな環境におかれている中で、これが原因だなときっかけがわかるところから受けるストレスにより、気分の落ち込みや不安な気持ち、眠れない、食欲の低下などの症状が出ている状態で、その原因となる物事から逃れられたり、解放されることで、症状の改善ができそうな状態を言います。

 

 生活する中で、全くストレスがないというのは、難しいと思います。また、なかなか避けることは難しいストレスとなる出来事というものもあると思います。

 

 その中で、上に書いたような症状が出てきた場合に適応障害と診断され、治療が必要になることがあり、場合によっては仕事などを休まなければならない場合が出てきます。

 

 どうしたら治るの??

 では、適応障害はどう直していくのでしょうか。

 一つは、薬を使った治療で改善をしていくというものです。うつ病ではありませんが、使用されるのは抗うつ薬であったり、安定剤(抗不安薬)、睡眠薬などがメインと考えられます。場合によっては、ストレスが強い時に服薬という頓服の形で安定剤が出ている方もいらっしゃると思います。

 

 二つ目は、薬などは使わずにカウンセリングの治療で、そのストレスに対して、どう対応するかを相談しながら、身につけていくようなものです。

 

 三つ目は、治療自体はスタートせずに、そのストレスから離れることができる場合は、そのストレスからまずは離れることで、症状の改善を目指すことです。

 

 まとめ

 今の時代、いろいろなところからストレスを受けやすく、SNSやネットを通じたところからでもストレスを受けることは多いと思います。家庭でも、仕事場でも、多くのストレスの中で生活している方が多いと思いますので、普段からストレスとなる物事から少し距離を置くようにしたり、無理をしすぎないようにしたり、症状の発生を日頃から防げると良いでしょう。

 また、症状が出た場合で、ストレスとなる物事から離れることができない場合は、早めの受診をして、大きな悪化がないうちに、治療を始めることで少しでも早く改善ができると思います。

 

 コロナ禍でもある今、ストレスになることは多いと思いますが、共に今を乗り越えていきましょう!!

 

 今回もご覧いただき、ありがとうございました。見て頂いた方に少しでもお役に立てるといいなと考えています。