自律神経の乱れについて
こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!
普段は、精神科、心療内科のクリニックで相談員をしています!
今回は、「自律神経」についての話になります。
よく「自律神経が乱れている」とか、「自律神経失調症」などといった感じで耳にすることがあるのではないでしょうか。
そもそも、自律神経とは、簡単にいうと、身体のバランスを保ってくれている神経となります。
ということは、これが乱れると、精神面はもちろん、身体的にも何かしらの症状が出やすいと考えられます。
では、症状が出た場合、どんな症状が出やすいかいくつか挙げていきます。
●精神面
気分の落ち込み、不安感、気分的な不安定さ、不眠症状、イライラ、ネガティブな思考になりやすいなど。
●身体面
頭痛、吐き気、めまい、発熱、耳鳴り、動悸、血圧の変動など。
これらは、出やすい症状の一部ではありますが、身体のバランスが崩れることで、このような症状が出てくる可能性が考えられます。
では、どのような状況によって、自律神経は乱れやすいのでしょうか。
それは、人それぞれ違ってきますが、季節の変化や気温の変化、気候の変化、家庭や仕事でのストレスによるもの、環境の変化、ストレスになる出来事があった、などいろいろなことが考えられます。
日常的に、治療が必要なレベルでなくても、自律神経の乱れによって、何かしらの症状が出ることもあると思うので、大きな病気と考えずに、状況に合わせて行動してもらえればいいのかなと思います。
特に、今のコロナ禍の中では、ストレスを感じることはいろいろな場面に存在していると思いますし、自由が利かない部分が多かったり、お子さんがいる家庭ではどのような生活にしていけば子どもさんを楽しませられるか困ることも多く、とても苦労することが多い状況であると思います。
このコロナの状況に関しては、私たち全員がいろいろなことに注意して、行動していき、早く終息するすることしかできることがないかもしれません。だからこそ、一人一人が自分自身の行動や活動が、今のコロナ禍の中で間違ったことではないか考えていきましょう。
その中でも、いろいろなストレスや精神的な負担になることは存在すると思うので、うまく気分転換したり、ストレスを避けながら、生活できるといいと思います。
その生活の中で、あまりにも調子が悪く、自分の力だけでは改善できそうにない時には、早めに精神科、心療内科へ受診しましょう。服薬による治療になることが多いと思いますが、改善すれば、薬も不要になるので、まずは調子を改善することを優先できるといいですね!
今回は、自律神経の乱れについての投稿でした。
今の時期やコロナ禍での情報も投稿していきますので、参考にしてもらえたらと思います。
投稿へのリクエストがあれば、コメントにお願いします!