不眠症状にもいろいろある・・・
こんにちは、精神保健福祉士のkokoroです!
普段は、精神科・心療内科のクリニックで相談員をしています。
適応障害の投稿でもありましたが、今回は
不眠症状とはどんな症状があるか
について触れていきたいと思います。
不眠症状というと、単純に眠れないのだな、眠れない症状だなと考えると思います。
それに関しては、大きく間違っていないと思います。
ただし、眠れないというものが、どう眠れないかということが大切であると私は思います。
「眠れない」にもいろいろ種類があるからです。
例えば、寝つきが悪くてなかなか眠れない、眠れはするが途中で何度も起きてしまう、朝早く起きてしまう、睡眠時間が短くなってしまっている、睡眠時間は取れているが睡眠が浅くて寝た気がしない、などのいろいろな「眠れない」があると思います。
それは、それぞれの「眠れない」があって、「眠れない」ことによって、気分的な不安定さに繋がったり、身体的な不調に繋がったりすることが考えられます。
反対に、不安や悩み事によって、「眠れない」という症状になることもあります。
それぞれの「眠れない」に合わせて、治療していくことは可能であると思います。主には、服薬による治療になると思いますが、安心を得られるようにして眠れるようにしたり、しっかりとした睡眠が取れるように調整していくなど、いろいろな治療方法があります。用量調整もしながら、合う用量にしていくと思いますので、大きな副作用が出ないように処方がされると思われます。
読んでくださっている方の中で、こういった「眠れない」って受診していいのかなと思った方、もし少しでも当てはまって困っている場合、行ってみたいなと思う精神科・心療内科への受診をしてみてもいいのかなと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございます!